カテゴリ:加納朋子( 24 )


隠す

加納朋子他、アンソロジー「隠す」を読み終えました。

アミの会(仮)のメンバーによるアンソロジー
柴田よしき、永嶋恵美、松尾由美、福田和代、新津きよみ、光原百合、大崎梢、近藤史恵、松村比呂美、加納朋子、篠田真由美の作品
テーマは「隠す」
事件の真相を隠すもの
11篇の物語、殺人事件が多いけど
加納朋子の「少年少女秘密基地」
松尾由美の[誰にも言えない」
は、殺人に関わらなかったところが良かったかな。

アンソロジーは、作家の作風が読めて面白い

「隠す」からの気に入ったフレーズはなし。

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by tatsuya3d | 2017-10-28 10:52 | 加納朋子 | Trackback | Comments(0)

我ら荒野の七重奏

加納朋子の「我ら荒野の七重奏」を読み終えました。

面白い
「七人の敵がいる」の続編
相変わらずの山田陽子の活躍ぶり
愛する息子 陽介のために
ほとばしる熱情で、押し切っていく

共感を覚えるのは東京子さんだけど。。。

さて、陽介も高校に入学したので
子離れの陽子を知りたいので、続編を期待

「我ら荒野の七重奏」からのフレーズです
「がんばったことを悔やんじゃ駄目。精一杯がんばったことは、絶対に無駄にはならないんだから」
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by tatsuya3d | 2017-03-04 23:39 | 加納朋子 | Trackback | Comments(0)

トオリヌケキンシ

加納朋子の「トオリヌケキンシ」を読み終えました。

短篇集6編

「トオリヌケキンシ」
「平穏で平凡で。幸福な人生」
「空蝉」
「フー・アー・ユー」
「座敷童と兎と亀と」
「この出口の無い、閉ざされた部屋で」

短編ながら、よく出来た物語り
人それぞれの個性や、疾病で
悩みながらも
人とのつながりがあって何とか生きてる

「トオリヌケキンシ」からのフレーズです
「恋する女は無駄にエネルギッシュでアクティブなのだ。」
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by tatsuya3d | 2015-02-07 20:27 | 加納朋子 | Trackback | Comments(0)

はるひのの、はる

加納朋子の「はるひのの、はる」を読み終えました。

佐々良に住む
幽霊を見ることができる「ユウスケ」と
ユウスケに、お願いごとをする少女「はるひ」
時を超えて、ユウスケにお願いをし続けるはるひの物語

ちょっと、読みにくかった。
シーンの展開時に、
話が変わったのかどうかがわからなくて
前後を行ったり来たりしてしまった。

タイムトラベル者

幽霊が見える者
との間で、身近な物語を紡いでいく

人生は、時々刻々での選択によって成り立ってる。
選択が変われば、未来は変わるんだろう
過去に戻ることができるなら、
大きな選択をした場面を書き換えたいと思う
独りでできないのなら、だらけと一緒に

死と時間
何時か人は、扱えるようになるんだろうか?

「はるひのの、はる」からのフレーズです
「狭い世界に生きる人間は、小さな悩みにだって簡単に押し潰される。世界がひろがって初めて、それが取るに足りない、ちっぽけな悩みだったと気づくもの」
「未来とは、子供たちなのだと。子供たちこそが、未来なのだと、」
「親っていう人種はね、究極のエゴイストよ。」
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by tatsuya3d | 2014-02-22 09:55 | 加納朋子 | Trackback | Comments(0)

無菌病棟より愛をこめて

加納朋子の「無菌病棟より愛をこめて」を読み終えました

ご本人の闘病の記録

「急性白血病」の診断が出され
化学療法の下地処理のための入院と
骨髄移植カラの入院との
生活を綴っている

入院中の
筋肉の維持のための運動
食事の対応
口腔のケア

インターネットからの情報と
主治医、セカンドピニオンからの情報をもとに
自ら、できうることを決めて実行している様子

まあ、1日を、たかだか、数行から2ページ前後で記載されているわけだから
その一日、24時間、1440分、86400秒が
どれほど長く、耐え難い時間で
心が折れてしまいそうになる時もあっただろうし
こんなに辛いならとも思うこともあっただろう
起きることが予測され、回復の兆しを、一つの目標にして時間を過ごす

下痢、嘔吐、かゆみ、だるさ
こういうのが続くと、本当に嫌になるだろうな

家族
親、兄弟
医療スタッフ
に囲まれ、幸いにして、弟がドナー適格者であったののが良かった

元気になられて、また、新しい小説を世に出していただくことを心待ちにしてます
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by tatsuya3d | 2012-09-23 12:54 | 加納朋子 | Trackback | Comments(0)

掌の中の小鳥

加納朋子の「掌の中の小鳥」を読み終えました

面白い、軽快なタッチで物語が進んでいく
殺人もないし
どろどろしたものもない
そんな中、人間の情での機微が書かれてる
こういう物語が好きだなぁ
最近読んでる「村上春樹」の小説とは正反対
こちらのほうが、僕は好きだ
「村上春樹」の本を読むのが嫌になってくる

どことなく、北村薫の「覆面作家」に似ている設定

短編小説かと思ったら
本全体で一つの物語だった
最初の章の「掌の中の小鳥」では、
主人公の圭介の名前も出てこないし、紗英の名前も出てこない
圭介と紗英の出会いの場面へのプロローグで
圭介と先輩、先輩の妻になった容子
容子と圭介の微妙な関係をつづってる

圭介も紗英も、
世の中で起きる不思議なことを
観察的に判断できる思慮の持ち主
さらに、
紗英がかつて関わった女バーテンダーの泉さんに
泉さんの店に通う、謎の「先生」
この4人が、いい感じに関わっている

こういうミステリーは大歓迎だ
もっと、このシリーズを読んでみたいけど
これ1冊だけみたい

「掌の中の小鳥」からのフレーズです
「自分の望むファインダーを通してしか、彼女を見ようとはしないのだ」
「つまらない偶然に、ちょっとした作為」
「人間を思い通りに動かそうとするなら、人が抱いている幻想をそのまま型にしてやること」
「世の中にできないことなんて何もないのかもしれない」
「あなたがどんな人間なのか、決めるのはあなた自身なのよ」

言い尽くされてきたフレーズかも知れないけど
こういう言葉が好きだ
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by tatsuya3d | 2011-07-09 09:49 | 加納朋子 | Trackback | Comments(0)

七人の敵がいる

加納朋子の「七人の敵がいる」を読み終えました。

子育て世代真っ只中、終わりかけのひとには、
「うんうん」「そのとおり」との共感が湧き、笑いが漏れる
我が家も、似たようなことがあったなぁと、感慨深い
「子供のため」という目的でも、
父親、母親
自由業、会社務め
年齢
と立場が違えば、意見が違う
1年だけと割りきってたり
ここで、悪習と思われるのを断ち切りたいと
なかなか、身近な出来事で面白かったな

こういう話題を取り上げた物語がもっと有ってもいいかな
殺人ばかりが起きるミステリーより
謎だらけの身近な話題に焦点をあてて

編集者の仕事って
京極さん、北村さんの本に出てきてたけど
やっぱり、夜型で、多忙なんかな
作家と一蓮托生
本屋さんの物語も、もっと読みたい

「七人の敵がいる」からのフレーズです
「類似の失敗を繰り返すような人間は、間違いなく馬鹿の一族である」
「正論というものには柔軟性がない」
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by tatsuya3d | 2011-01-16 10:11 | 加納朋子 | Trackback | Comments(0)

一番初めにあった海

加納朋子の「一番初めにあった海」を読み終えました

2編で、編成されている
・一番初めにあった海

・化石の樹

どちらも、忘れておきたいことを、乗り越えていくのがテーマかな?
人は、重荷になるような忘れたいことがあって
遠ざけるようにして生きてるけど
重荷になるのは、その出来事に関わる人、事に執着してたから

「一番初めにあった海」
主人公、千波、双子で生まれてきたのに、片割れは、病弱
その片割れも、母も、そして、夫も、
宿った子供も、、、
関わるもの全てが去っていく、
高校時代に出会った親友、「絶対に忘れない」との約束をしたのに
自らは、親友のことを忘れてしまう
失ったものの回復のため、親友はやってくる
忘れてはいけないものを思い出したとき
もう一つの大切なものは去ろうとしていた
ようやく、二つの大切なモノが、、残ろうとしている

向きあうことが、生きていく原動力かも。。

「化石の樹」
小学生の頃、化石の樹のモニュメントで出会った少女
仕事先の、親父さんから貰った一冊のノート
ノートに書かれていた、事実
そこには、母と子の出来事が
そして、母の死、そこには子供が関係している様な記述が
その子どもが、小学生の頃であった少女で
今眼の前に居る
その時の真実が、解き明かされる
そして、少女へ、告白のときが

背負わなくても良いものを背負って生きていく
大切な人を失って
たとえ、ひどい仕打ちをしていても、
愛情表現が素直じゃないだけかもしれない

「一番初めにあった海」からのフレーズです
「期待のないところに失望はあり得ず」
「すべての子供が天使ではあり得ないように、すべての母親もまた、マリアではあり得ない」
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by tatsuya3d | 2010-09-30 22:40 | 加納朋子 | Trackback | Comments(0)

少年少女飛行倶楽部

加納朋子の「少年少女飛行倶楽部」を読み終えました

今回のもジャンルは「YA」
僕は「YA」が好きだなぁ
読んでいて楽しくなるのがいい

中学校での部活
そこに、部員2名の「飛行クラブ」があった
学校の承認を得るには5人の部員がいる
そこに、新中1の、主人公と、その友人が入って
さあrに、その和が広がって、計7名の部に
部長の「空を飛びたい」を形にしていく部

星川さんとの出会いで
熱気球で、空を飛ぶという目標ができた
7人それぞれのキャラクターが、生き生きとしてる

この続きも読んでみたい
主人公が中2での飛行体験までの物語を知りたい

夢を持って、それを実現するというのは、良いなぁ

「少年少女飛行倶楽部」からのフレーズです
「男の人の<探した>は、全然アテになんないのよねえ」
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by tatsuya3d | 2010-08-07 13:23 | 加納朋子 | Trackback | Comments(1)

ぐるぐる猿と歌う鳥

加納朋子の「ぐるぐる猿と歌う鳥」を読み終えました

ジャンルとしては、ヤングアダルト「YA」なのかな

子供同士の出来事
小さな頃に出会った子との再会
不思議な境遇の子との出会い
子供同士だけで培う絆

共通の仲間意識と
子どもそれぞれが持つ苦悩

素直な展開が、楽しいし

北九州の方言が、楽しい

この続きを読んでみたい
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by tatsuya3d | 2010-08-07 13:14 | 加納朋子 | Trackback | Comments(0)
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「生活」でおきる、個人的な意見、感想、出来事をつづる超個人的記録


by tatsuya3d
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