カテゴリ:山崎洋子( 37 )


横濱唐人お吉異聞

山崎洋子の「横濱唐人お吉異聞」を読み終えました

テンポが悪いし
物語の展開がギクシャクして
先を読むのが辛い

それに、ヨコハマの街の描写や
「らしゃめん」などの言葉の説明が、何度も唐突に出てくる
物語の流れを止めちゃってる
そういう描写がなければ、物語の展開そのものはあっけないもの

ストーリーとしては、まあ、面白いけど
わざわざ、歴史上の人を持ってきて、フィクションにしなくても良いのに
モチーフを借りて、全く別の人として作り上げればいいのに

とても残念

「横濱唐人お吉異聞」からのフレーズはとくになし
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by tatsuya3d | 2012-09-15 12:39 | 山崎洋子 | Trackback | Comments(0)

港町ヨコハマ 異人館の秘密

山崎洋子の「港町ヨコハマ 異人館の秘密」を読み終えました

俥屋の「りん」
フェリス女学院の学生でもある
このシリーズの物語は、テンポが良い

グランドホテルのシェフの留伊

「横浜幻燈館 俥屋おりん事件帳」へと続く作品のようだ

留伊との出会いとかが書かれてる

このシリーズでは
りんも留伊も、いきいきと描かれてる
ただ、そのテンポを邪魔しているのが
ヨコハマの街の描写
なんでそこで、街の説明が?と疑問に思う
物語の展開に、必要ではないのにしつこいほどに描写されてる

もっと物語に関係してくるなら、描写も生きるのに
唐突に説明が始まって
その脈絡がなく、また物語に戻る

ヨコハマが好きなのは分かるけどなぁ。。。
残念だなぁ

「港町ヨコハマ 異人館の秘密」からのフレーズはとくになし
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by tatsuya3d | 2012-09-15 12:33 | 山崎洋子 | Trackback | Comments(0)

熱月

山崎洋子の「熱月」

読み始めて、だんだんと読む気が失せて
この3年間、一度も途中で本を閉じたこと無かったのに
この本だけは。先を読む気が起きなくなった

どうも、山崎さんの
実在の人物を下敷きとした小説は,読み辛いし
他人事のようで
展開もスムースじゃないし
途切れちゃう

最初に読んだ「恋を追う女」もそうだった
残念だなぁ
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by tatsuya3d | 2009-10-11 13:43 | 山崎洋子 | Trackback | Comments(0)

七姫伝説恋の墓標

山崎洋子の「七姫伝説恋の墓標」を読み終えました

京都、丹後半島
伝説の宝庫
日本海に面し
韓国、中国大陸への玄関口
その丹後半島に伝えられる、女の伝説と
ここに住む女 夏生
老舗の若女将として、結婚したものの
家の中で浮いている
夫との仲もうまくいっていない
そんな時、親友であり、
過去 一人の男を奪い合った仲の克美がやってくる
女性の自立を,伝説になぞり,イベントを起こしに
これに,呼応して、夏生の祖母の友人であり,
義母の仲間の季野が己の過去を賭けて立つその
それが、悲劇を生んでいく
夏生の周りの人間は
夏生を守りたいものばかり

良いテーマの物語だけど
簡単な悲劇にしてしまうのはなぁ
もう少しなんとかならなかったかなぁ

「七姫伝説恋の墓標」からのフレーズです
「自分や、自分の大切な人を守るために,人間が別の人間に対してどれほど残酷なことをするか」
「真剣でない生き方は、無意識のうちに周囲を傷つける」
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by tatsuya3d | 2009-10-03 09:38 | 山崎洋子 | Trackback | Comments(0)

紅色ホテル

山崎洋子の「紅色ホテル」を読み終えました

ホテルを舞台にした短編集なんだけど
ホテルじゃなくても良いじゃんの展開
ちょっとちぐはぐなんじゃないかな

愛憎
愛したものから裏切られ
その愛のいく先は
己の傑作として

断ちがたき想い
住み慣れた家
そこから追い出されたら

ちょっとした憂さ晴らしが
巡り巡って

隠された秘密
金になる違法
その結末は

あの時の約束
ここで会えたら
変われるかも

子供の将来
と母

母と娘
老いた母
巡る過去

母と娘
母の生き様が
娘にも

ああ、あまり印象に残ってないなぁ

良い作品とそうでない作品の差が激しいんだよなぁ
短編集になると特に、内容が似てきちゃう

「紅色ホテル」からのフレーズで、印象的なの無かったなぁ
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by tatsuya3d | 2009-10-03 09:27 | 山崎洋子 | Trackback | Comments(0)

三階の魔女

山崎洋子の「三階の魔女」を読み終えました

これも、女性を主人公にした短編集
面白いんだけど、ストーリーが似てくるんだよなぁ

夫婦
連れ添いあった仲
いつしか,そこに居るだけの関係になる
そこに、お互いを想いあう気持ちがあるのか
妻からの、想いは届くのか

良いことの無くすごす毎日
それがいきなり、捉われて,絶体絶命
生きてること
その意味をもう一度

愛があれば
何でも出来る?
応えてもらえないと,寂しさを持ちながらも
これしか、振り向いてもらえない
すべて,計画の中

成就できない愛は、不幸を呼ぶのか
せっかく掴んだものを
掴んだものは、形の無いもの
拘り、避けて通っていくもの

約束
嘘を通してでも、掴みたいもの
たとえ、他人がどうなろうとも

一度の誤りが
人生を壊すこともあるとは思い込み
思い込んだら、先には進めない
どんな犠牲を払っても

「三階の魔女」からのフレーズです
「落ち込むのは、もうやめて,頑張ってみるか!」
「気軽に愛の言葉を囁いたために、いまだに良心が痛みます」
「額へのキスは親愛、唇へのキスは欲望、まぶたへのキスは愛」

形の無いもの「愛」それが欲しくて
二人だけの間でしか育たない
他人がどうなろうと
その代償は、厳しいよなぁ
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by tatsuya3d | 2009-09-27 10:15 | 山崎洋子 | Trackback | Comments(0)

危険なあなたへ

山崎洋子の「危険なあなたへ」を読み終えました

30代半ばの女性を主人公にした短編集
30代半ば、難しい年頃なのかな

母の死
その母から聞かされた出生の秘密
秘密を胸に、実父と言われた男に会いに行く
そこには、母の秘密が潜んでいた
その秘密を守ろうと、優しい人々が動く
夫婦の愛を込めて

有名デザイナーの妻
愛されていないとは解っていながら
デザイナーの妻と言う立場に酔ってた
妻の前でも公然と浮気相手とひとつ屋根の下
夫と相手の罠が、襲う
妻の立場って、何?
愛のない生活は、やがて

不幸
別れ話の末、金で解決された女
そこに現れた、哀れな男
女と男は、共謀して、
お金をゆする
女は、思いとどまったが
男は、女をだましていた

突然現れた妊娠中の女
息子の子を宿したと
家に押し掛けられてきた
大学教授の妻
妊娠中の女に、追い込まれる
やがて密会のこと打ち明ける
妊娠中の女の芝居が、
大学教授の妻を女にしていく

キャリアウーマン
自分が世間を背負って立つ
家計も守るも己
いつしか夫への思いやり、
子供への親しみも薄れていく
家庭の中で浮いていく
一人取り残されたとき
気づくものがある

「危険なあなたへ」からのフレーズです
「愛憎という言葉があるが、まさしく愛と憎しみは紙一重」

形の無いもの「愛」
人それぞれの受け止め方があるなぁ
無くしてしまったときに気づくものなんだよな
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by tatsuya3d | 2009-09-24 21:53 | 山崎洋子 | Trackback | Comments(0)

ヘカテの時間

山崎洋子の「ヘカテの時間」を読み終えました

自分を飾り、己の世界を作り
自分に魅了させて
他人を思うように動かすことが出来たら
女は、己の武器で、男を惑わす
束縛され、作られた女が、
自らの意志で生き始めた時
誰も、女の魅力に溺れ、真実が見えなくなる

作られた女、未来
彼女は、思いがけず、一人の男性を殺めてしまった
精神分裂と言うことで無罪
その社会復帰に際して
一人の女性ジャーナリスト晃子が未来に近づく
彼女もまた、己の世界に生きるものだった
己の世界に生きる女二人が、
異常な状況を作り出して行く
溺れた男は、ただ、操られて行く

女は、怖いよなぁ

「ヘカテの時間」からのフレーズです
「もっと見ていたい、もっと触れていたいと願ったとしても、自分が傷つくだけだ。それがわかっていたから,執着と言う感情を、自分の中から早々に消してしまった」
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by tatsuya3d | 2009-09-20 15:14 | 山崎洋子 | Trackback | Comments(0)

魔都上海オリエンタル・トパーズ

山崎洋子の「魔都上海オリエンタル・トパーズ」を読み終えました

中華事変後,日本が太平洋戦争に入る直前
日本国内の不景気から
満州や上海へ、新たな希望を持って旅たつ人が居た
潮子も、夫となるはずの加納から
上海での店開きの支度資金を持たされ、上海へ
その上海路の3等客船で、一人の女性と出会う、佐倉真希
彼女も,また上海で、使命を帯びてやってきている
潮子は、上海で、また新たな女性と出会う
ユダヤ人のアンナ
潮子は、加納や、上海での世話人 小野木にだまされていた
潮子は、共産党のスパイになるべく上海へ
真希は、中国と日本の和平を信じ,父である蒋介石の意志を継ごうと上海へ
アンナは、ユダヤの国家を、満州か上海に作ろうと奔走する
女3人の,思惑は、日本陸軍、海軍、共産党、国民軍、などの組織に,翻弄されていく
潮子に宿った、新しい命に
3人の女性想いが

希望を持って生きること
小さなことだけど、真剣に
託されたものがあればこそ
何か、自分で出来ることがあれば、
それこそ、生き甲斐というものかな

「魔都上海オリエンタル・トパーズ」からのフレーズです
「偉大な鉱脈から生まれたその原石を、磨き、光らせるのは、運です。ただそれだけです。」
「一人の人間でいいじゃないの。だってほら,いまこそ,わたしは,こんなにも身軽に歩いている。たとえ明日をも知れぬ運命でも」

目的を持った生き方、ちっぽけでもそうありたい
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by tatsuya3d | 2009-09-19 13:34 | 山崎洋子 | Trackback | Comments(0)

ヨコハマ幽霊ホテル

山崎洋子の「ヨコハマ幽霊ホテル」を読み終えました

これも楽しいなぁ
やっぱり、初期作品の方が奔放でいい

父の借金を背負い、サラ金に追いかけられてる「みづき」
突然現れた、祖母
祖母は、みづきの借金を支払って
祖母が経営するホテルを任すと言った
そのホテルには,言われのある人々が住んでいた
そして,
このホテルの客に起きた事件がみづきの過去と密接につながって行く
世間から隠れる場所としてのホテル
みづきとホテルの人たちは、過去と決別ができるのか
みづきの出生の謎
そこには,
祖母の恐ろしいまでの執念と
祖父のやさしさが隠されていた

「ヨコハマ幽霊ホテル」からのフレーズで、残ったものは無かったけど
楽しい物語だったな
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by tatsuya3d | 2009-09-12 09:11 | 山崎洋子 | Trackback | Comments(0)
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「生活」でおきる、個人的な意見、感想、出来事をつづる超個人的記録


by tatsuya3d
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