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ひとつ灯せ

宇江佐真理の「ひとつ灯せ」を読み終えました

不可思議なこと
それを語り合う仲間の会
平野屋の清兵衛
病に襲われ、死の淵を彷徨ってたが
友の甚助が見舞いに来て、
枕元の死に神(?)を追い払うことで
元気になった
清兵衛は、甚助に伴われ会に入ることに
不可思議の体験をも通して
生きるものどおしの絆と
死んだ者との関係
を己に刻んでいく

己が解れば、この世に怖いものがないのかも知れない

「ひとつ灯せ」からのフレーズです
「驕らず、昂ぶらず、謙虚な気持ちを心掛けていれば、そうそう恐ろしいことは起きないよ」
「顔は符牒にに過ぎません。肝心なのは、心ですよ。」
「人は死んでも生きる者との繋がりが切れないのだね。」
「怖さと寂しさは同じものさ」

袖擦り合うも多生の縁
何らかの形で関わった人から受けた事柄は
己の中で脈々と繋がっていると思うな

by tatsuya3d | 2009-02-07 09:59 | 宇江佐真理 | Trackback | Comments(0)
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「生活」でおきる、個人的な意見、感想、出来事をつづる超個人的記録


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