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卵ふわふわ

宇江佐真理の「卵ふわふわ」を読み終えました

隠密同心の正一郎に、
憧れを持って輿入れをしたのぶ
結婚生活の中で
正一郎との溝に悩む
正一郎の父、忠右衛門、母、ふで
二人とも、のぶにに優しく接してくれるが
のぶは、家族と溶け込めない
のぶ自身が、己に頑ななため
正一郎の邪険な態度と言葉に傷つき
家を出るのぶ
離縁状は、正一郎からは出ない
正一郎が、何故のぶと結婚したのかを疑うのぶ
正一郎の母、ふでの隠された身上に疑問ののぶ
正一郎の本心を知り、ふでの身上を知っても
時既に遅く、のぶは離縁を決意する
それと前後して、忠右衛門とふでは、ふでの生まれ故郷品川へ
そこで、忠右衛門が行方知れずに
これをきっかけに、正一郎とのぶの関係が修復する
忠右衛門が取りなした仲直り
のぶに男の子が生まれ、その子は忠右衛門そっくり

続きが書けそうだなぁ

相手を思う余りに、言いたいことを抑えてしまう
言ってくれればいいのに
今更、
何故今なんだ
我慢の限界を超えたとき、瑕は広がり元に戻りにくい
開いた瑕はより大きな瑕が襲ってこない限り元に戻らない

人は意固地
素直になれないなぁ

「卵ふわふわ」からのフレーズです
「人はね、当たり前のことがおもしろくないんだよ。裏返しや逆さまが好きなのさ。とどのつまり、人って生き物はへそ曲がりなんだよ」
「夢を見ていた自分。そして今はその夢から覚めた自分がいる。」

by tatsuya3d | 2009-01-31 12:08 | 宇江佐真理 | Trackback | Comments(0)
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「生活」でおきる、個人的な意見、感想、出来事をつづる超個人的記録


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