容疑者Xの献身

東野圭吾の「容疑者Xの献身」を読み終えました

探偵ガリレオ(物理学者 湯川学)と刑事(草薙)が繰り広げる小説の第3弾

生きる力を見付け
その生きる力が失われようとしたときに
全てを投げ打って、その生きる力を守り通すことが出来るだろうか
生きる力を失えば、生きる意味を失う
全てを投げ打てば、自分の存在を失う
どちらにしても、未来の自分は過去の延長ではないことになる
生きる意味、自分の存在を求めれば求めるほど
日々の暮らしの中での自分が空虚に思えてくることがある
だからといって、
自分を頼る人が居ること
自分が頼れる人が居ること
一人でないことがそれを癒やす
生きる意味や、自分の存在は、人との関係の中で見つかるものなのかな
それとも、孤独でも見つかるものなのかな

小説の中の石神は、
自らを犠牲にして、生きる意味を勝ち取ったようだけど
共鳴出来るけど実践出来ないよな

一人の女性を真に愛し
その女性を守るために
自らの全てを犠牲にする石神
石神の旧友湯川の出現で
石神の目論見は消え、最悪のシナリオに進む
愛する女性の見返りを期待しておらず
ただただ守りたいだけ
その気持ちを汲んで湯川が女性に真相を告げる
女性の目覚めが、少し嬉しかったな

「容疑者Xの献身」からのフレーズです
「一度贅沢をした人間は、なかなか物事の水準を落とせないもんだ。」
「純粋なんですよ。・・求める解答は、常にシンプルです。いくつものを同時に求めたりはしない。そこに到達するために選ぶ手段もまたシンプルです。だから迷いがない。・・・でもそれは、生き方があまり上手くないということでもあります。得られるものはすべてかゼロか。」
「思い込みはいつだって敵だ。見えるものを見えなくしてしまうから」
「真実を知らないということは、時には罪悪でもある」
「崇高なるものには、関わるだけでも幸せなのだ。名声を得ようとすることは、尊厳を傷つけることになる。」

人の世の中は白と黒では無くて、沢山の色があるし、
自分も人に見せる色が同じとは限らない
だからこそ、常に自分をニュートラルにしておきたいな
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by tatsuya3d | 2008-01-05 09:40 | 東野圭吾 | Trackback(1) | Comments(0)
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Tracked from りゅうちゃんミストラル at 2008-01-11 09:55
タイトル : 「容疑者Xの献身」東野圭吾
先日、東野圭吾の「容疑者Xの献身」を読んだ。(この記事には一部ネタバレがある)      「ガリレオ」シリーズは、以前「探偵ガリレオ」「予知夢」の2冊を読んだ。この件については以下の記事に書いた。「探偵ガリレオ」「予知夢」東野圭吾「容疑者Xの献身」は第1...... more
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「生活」でおきる、個人的な意見、感想、出来事をつづる超個人的記録


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