この世の春 上
宮部みゆきの「この世の春 上」を読み終えました。
上巻は、
各務多紀が、
伊東成考の血縁関係であることから
藩主押込の騒動に巻き込まれるところから物語は始まり
多紀は、
五香苑の主の重興、館守の石野織部、医師の白田登
と出会い
重盛が、今で言う多重人格であることを知る
重興の別人格の琴音と多紀が出会い
重興の謎の一幕が開かれる
多紀と女中が偶然に見つけた湖に沈む子供のしゃれこうべによって
重興の中の別人格の女が現れ、
女はしゃれこうべに関わることをしゃべる
物語の展開
個人描写が緻密だなぁ
登場する主だった人物に、感情を移入してしまう
「この世の春 上」からのフレーズです。
「人を孤立に追い込むのは、恥と恐怖だ。」
by tatsuya3d
| 2019-01-26 23:18
| 宮部みゆき
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