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翔ぶ少女

原田マハの「翔ぶ少女」を読み終えました。

阪神淡路大震災1995年1月17日。
ちょうど今日から20年前に起きた大震災。
大きな長い揺れで目を覚ました日。

物語は、パン屋を営む5人家族に降りかかった災難.
父親は姿が見えず
瓦礫の下になった母親は、
3人の子供たちの目の前で,
子供たちを助けたオジサン(心療内科の医者ゼロ)に、委ねるところから始まる。
長男の逸騎、長女の丹華、次女の燦空
丹華は、大震災で、右足が不自由になってしまったけれど、
明るくて素直なまま
兄弟3人と
育て親のゼロ(佐元良是朗)と仲良く過ごしていく
学区では、震災孤児というレッテルに悩まされながらも
震災体験をした老人たちの癒やしでもあった。
ゼロには、心臓の病の持病があり、
それがとうとういけなくなる。
3人の子供たちは、
ゼロの息子(心臓外科医)に会いに行く
ゼロと息子との間にも、震災の陰がある。

良い物語なのに。
何故、丹華に羽をはやしちゃう?
羽の代わりに、別なものでも良かったのに。
そこだけが非常に残念。

「翔ぶ少女」からのフレーズです。
「『ふり』をしているうちに、疲れてしまう。」

by tatsuya3d | 2015-01-17 11:28 | 原田マハ | Trackback | Comments(0)
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「生活」でおきる、個人的な意見、感想、出来事をつづる超個人的記録


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