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百鬼夜行 陽

京極夏彦の「百鬼夜行 陽」を読み終えました

「百鬼夜行 陰」と同じく
「姑獲鳥の夏」から「塗り仏の宴」に登場する人々を主人公にしての物語

久しぶりに、中善寺、榎木津、関口に出会えて面白かった
新しい、彼らの活躍を読んでみたいのだけど

「姑獲鳥の夏」から「塗り仏の宴」を読んだのが2008年だから
「百鬼夜行 陽」の10の短編がどの物語だったかは結びつけれてないのだけど
その特徴が出ているので、記憶の中では結びついてる

「姑獲鳥の夏」から「塗り仏の宴」は、かなり古い作品なのに
こうも活き活きと、当時の物語の中に溶けこませているのは、すごいな

とても楽しかった
次を期待してます

「百鬼夜行 陽」からのフレーズです
「明日と云うのはな、未だないんだ。」
「実生活に役立てられなきゃ、学問などするだけ無駄だ。」
「幸せがどう云うものなのか、それが先ず解らないのだから仕方がないだろう。」
「墓参りは、要は自分のためにしているのだ。」
「人は人の振りをして、人に化けなければ、人にならないのだ。」

by tatsuya3d | 2012-09-01 10:07 | 京極夏彦 | Trackback | Comments(0)
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「生活」でおきる、個人的な意見、感想、出来事をつづる超個人的記録


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