ほら吹き茂平

宇江佐真理の「ほら吹き茂平」を読み終えました

短篇集
なかなか味わいがる短篇集
題名の「ほら吹き茂平」はその中の1編だけ
ほら吹き茂平
千寿庵つれづれ
金棒引き
せっかち丹治
妻恋村から
律儀な男

「千寿庵つれづれ」と「妻恋村から」は、同じ千寿庵を舞台にしての物語
それぞれの短篇集の主人公を中心に長編も読みたい感じ

大工の棟梁の茂平、息子に仕事を譲って、日がな時間を持て余している
周りの人と大らかで、笑って過ごせる時間を持つことで、仕事を円滑にしていく
妻のお春と。これから伊勢路の旅へ、
この伊勢路の物語を読んでみたい

千寿庵の庵主の浮風、
彼女にはこの世ではない物の姿が見える
千寿庵を訪れる人と、その人にまつわり、その人を心配するあの世の人々
人の繋がりが、面白い

金棒引きのおこう
この物語は、他のものに比べて、主人公の立ち位置が曖昧だったな
幕末から明治にかけての物語で
主人公近辺の話題ではなかったからかも知れない

丹治も大工の棟梁
こちらも、1つの物語としては楽しいけど
広がりが少ないかな

醤油問屋の市兵衛
一つの秘めた大きな出来事だけなので
これで展開は苦しいかな

「ほら吹き茂平」からのフレーズです
「・・・人間、慎みを持って暮らすしかない」
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by tatsuya3d | 2011-07-23 10:10 | 宇江佐真理 | Trackback | Comments(0)
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