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ビジョナリーカンパニー【特別編】

ジェームス・C・コリンズの「ビジョナリーカンパニー【特別編】」を読み終えました

「ビジョナリーカンパニー」
「ビジョナリーカンパニー 飛躍の法則」
の2書から得られた知見を、企業セクターだけでなく社会セクター(NPOなど)にも適応した場合についての小論文。

ドラッカーのマネジメント
ゴールドラットのTOC
も同じだけど、起きていることを調べて
当たり前だと思うことを、改めて確認することが素晴らしい

この本での基本は、「ビジョナリーカンパニー」で記載されていること
偉大な組織になること
つまり、永続的に、影響を与える組織であること
「時を告げる」のではなく「時計をつくる」組織を作ること
そのためには、
「情熱を持って取り組めるもの」
「世界一になれる部分」
「資源の原動力になるもの」
の共通項を組織の中で見つけ、そこに対して注力し大きくすること
そして、ドラッカーも言ったように「人」に焦点をあてること
組織だけでなく、生き方そのものにも当てはまるかも知れない

この著書では
1.偉大な組織を理解している人を集めること
2.偉大な組織とは何かを共有してること
3.偉大な組織を成長発展させるための行動をとること
4.偉大な組織は変わらない理念と常に時代に応えるOutPutを出すこと
を行動原理としている
そして、偉大な組織とは「InputとOutputを峻別し、output/inputを増大させること」であり
inputやoutputの指標は、資金だけでなく、その組織毎に定義されると


「ビジョナリーカンパニー【特別編】」での金言です
「インプットとアウトプットを区別し、アウトプットの動向に対して責任を負う」
「優れた指導者は執行型の手法と立法型の手法を組み合わせている」

旧来の日本型企業は、どちらかというと社会セクターの要件をも含まれていたようにも思える
それが、企業セクターのみのInputもoutputも資金のみとなったが、
旧来の社会セクターの役割の部分を補う社会セクターの組織が未成熟であり
そこが、日本という国を不安定にさせているのではないかと思う
元々、企業が担っていた社会セクターの部分に対して
社会セクターの行動指針に対して資金や人材などの資源援助を行うことができれば
新しい経済活動、生活活動が動き始めるのでないかと思う

「ビジョナリーカンパニー」は、良い本ではないかな

by tatsuya3d | 2011-06-12 09:57 | | Trackback | Comments(0)
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「生活」でおきる、個人的な意見、感想、出来事をつづる超個人的記録


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