ビジョナリーカンパニー 時代を越える生存の原則

ジェームス.c.コリンズの「ビジョナリーカンパニー 時代を越える生存の原則」を読み終えた。

100年を超えて成長し続けている企業の原則をスタンフォード大学のジェームス.c.コリンズが
経営者のアンケートと
各企業の情報から比較対象企業と様々な指標を見比べている

1995年の著書なので、
2011年の現在でもここで選ばれている企業がビジョナリーであるのかは
いささか疑問ではあるが。。

選ばれた企業は
3M
アメリカン・エキスプレス
ボーイング
シティコープ
フォード
GE
ヒューレット・パッカード
IBM
ジョンソン&ジョンソン
マリオット
メルク
モトローラ
ノードストローム
プロクター&ギャンブル
フィリップ・モリス
ソニー
ウォルマート
ウォルト・ディズニー

3Mでの企業内容は、今破竹の勢いのGoogleの企業姿勢のルーツだとわかる
・15%ルール:勤務時間の15%まで自分の選んだテーマや創意工夫にあてられる
・25%ルール:各部門で、売上の25%を過去5年間に発売された新製品で占めること
・社内起業家を育てる仕組み
・技術者を管理職とは別に優遇する仕組み
などなど、飴と鞭の仕組みがあって
企業の源泉が、技術やサービスの開発であり、そこには技術者の豊かな発想と、個人の偶然へ期待することなど、技術者をやる気にさせる様々な仕組みが散りばめられてる
今の、「縮小均衡」「単一的な思考」「経営者ではない総合職としての管理職のヒエラルキー」などなど日本にはびこる行き詰まりの状況とは大きく違うようだ。

ここに書かれていた内容は、どちらかというと、日本の企業で否定されてきたことが多いように思う
著者も、MBAなどで記載されている内容とは、驚くほどの対極にあると述べてる
「会社は誰のもの?」に対して、MBAで書かれてることとは違うようだ
これは、ドラッカーが述べている内容にも通じる

日本や、日本の企業が元気になるには、ここで書かれていることを、素直に始めて行くほうがいいように思うのだが、マニュアルや教科書偏重の日本では、難しいのかも知れないなぁ

ソニーの理念
「消費者がどんな製品を望んでいるのか調査して、それに合わせて製品をつくるのではなく、新しい製品をつくることによって彼らをリードすることにある」
そうだと思う、消費者は、過去及び現在存在している製品については知識がある、そこを起点としてマーケットアンケートに答えてるだけで、その結果を元に製品を作っても消費者には訴えきれない。人が持つ根本的な要望に訴えかけ、製品が、人の根本的な要望を歓喜させられれば、新しい生活スタイルを生む。今のソニーは、これが出来てなくて、マーケットの言葉に耳を傾ける普通の会社に成っていると思う

HPウェイ
「人にしてもらいたいと思うことを、人にもしなさい」
あたりまえだけど、なかなかできないよなぁ

IBM
「一度成功したからといって、それを続けていてはいけない。周囲の状況は常に変化しているかrだ。成功するためには、その変化の一歩先をいく必要がある」
そうだよ。下手な成功体験は、周りも見えなくする。その成功体験が、どのようなものにも通じると思っちゃう。成功体験が強ければ強いほど、その傾向は強く。また成功者を賞賛するから、変化ができず、数年後には没落し、復活の兆しが見えなくなる。今の日本のようだ。

3M
「独創的なアイデアを持っている人の意見に耳を傾けよう。そのアイデアがはじめは、どんなにばかげていると思えたとしても」
「激励しよう、ケチをつけるな。アイデアを出すよう、皆に奨励しよう」
「優秀な人を雇い、自由に仕事をしてもらおう」
「部下の回りにフェンスをめぐらせば、部下は臆病になる。必要なだけの自由を与えよう」
「思いつきの実験を奨励しよう」
「試してみよう。なるべく早く」
企業家精神をもった技術者が育てる土壌があるんだな。
技術者が、楽しく活き活きと仕事をすれば、新しいアイデアが、企業の活力になっていくと思う

「ビジョナリーカンパニー 時代を越える生存の原則」での示唆にとんだフレーズです
「会社を製品の手段として見るのではなく、製品を会社の手段として見る」
「時を告げる予言者になるな。時計をつくる設計者になれ。」
「「ANDの才能」を重視しよう」
「基本理念を維持し、進歩を促す」
「一貫性を探求しよう」

日本の霞が関、政府に、ちゃんと読んで欲しい本だと思うな

3Mがミネソタ・マイニング&マニュファクチャリングだとは知らなかった
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by tatsuya3d | 2011-05-21 09:34 | | Trackback | Comments(0)
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