常野物語 光の帝国

恩田陸の「常野物語 光の帝国」を読み終えました

こういう感じの物語がいいなぁ
短編集で、それでいて流れもあり、その短編で閉じていて
そして、他の短編や他の物語に続いてる
恩田さんの物語によくある
ラストに掛けての引っ掛かりがないので嬉しい

不可思議な力を持つ一族 常野
常に在野であれとの謂れで「常野」

「大きな引き出し」は、別の本の「蒲公英草紙」の一場面と、「歴史の時間」へ繋がっていく
「二つの茶筒」は、「黒い塔」に
「達磨山の道」は、「手紙」に
「オセロゲーム」は、別の本の「エンドゲーム」に繋がり
「手紙」は、「光の帝国」へ
「光の帝国」は、「国道を降りて」へ
「歴史の時間」は、「黒い塔」へ
繋がっていき
「草取り」だけが継がりが分からない

短編集だけど、恩田さんの他の本で見られるように
ひとつの出来事が他の出来事とすこしずつ絡んでいく一つの物語になってる
なかなか面白い
ひとつの短篇集の出来事は、次を期待させる
これをベースにいろいろな物語ができそう
様々なエピソードの続きを読んでみたい

「常野物語 光の帝国」からのフレーズです
「意味を考えないのなら、毎日時間に流されていればいいでしょう」
「憎しみも嫉妬も軽蔑も、どんなに醜いおぞましい感情でも、それを音楽で表現すれば芸術だから」
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by tatsuya3d | 2011-02-26 19:31 | 恩田陸 | Trackback | Comments(0)
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