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花散る頃の殺人

乃南アサの「花散る頃の殺人」を読みました

宮部みゆきさんに雰囲気の似てる作家を求めて、乃南アサさんに、たどり着いた
乃南アサさんの本を初めて読んだ

この本は、シリーズになっている
女刑事 音道貴子が主人公

読みやすいけど、
事件の奥行きが、今一歩かな
ただ、音道貴子の生き方と、事件の展開とを照らし合わせて
貴子の想いが事件の結末につながっていく

【花散る頃の殺人」は、
6編の短編集

人がゴミとして捨てたもの
そこには生活が隠れてる

親と子
いがみ合うようになると他人よりも憎くなる

実の母との再会を果たしたのに
杏の匂いとともに、父母は、帰らぬ人に

果たせぬ恋に生きた
恋こそが生き甲斐

一年の終わりと始まり
その狭間での人の死

仲間を思う少女
母を思う娘
一人で何でも出来ると思う年頃

「花散る頃の殺人」からのフレーズです
「自殺するほど思い詰めてる奴は、もう心の半分はあの世にいっちまってるんだ」

思い詰めちゃいけないよなぁ

by tatsuya3d | 2009-10-31 08:37 | 乃南アサ | Trackback | Comments(0)
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「生活」でおきる、個人的な意見、感想、出来事をつづる超個人的記録


by tatsuya3d
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